【7月8日 AFP】「8」は中国で縁起のいい数字とされている。北京五輪の開会式が2008年8月8日なのも偶然ではない。8月8日に結婚式を挙げるカップルも多いという。

 だが中国では今年に入り、旧正月の天候悪化、3月のチベット(Tibet)自治区での暴動、5月の四川大地震など、災害や事件が相次いでおり、「2008年は本当に幸運な年なのか」と、疑いの目を向ける人も少なくない。ネット上では、北京五輪のマスコットはのろわれているとまでささやかれている。

 それでも、中国全土で8月8日に結婚を予定している人は数千人に上り、中国メディアもこの現象を何度となく取り上げている。8月8日の挙式は、土壇場での駆け込みを回避するため6月20日から8月5日まで登記所やインターネットで予約が行われている。登記所によるとすでに100組以上が登録されており、例年より多い数字だという。

 北京五輪でボランティアを行うあるカップルは、8日に多忙なボランティア活動の合間を縫って結婚式を行う予定だ。ただし、結婚パーティーは来年に見送り、五輪のために全精力を注ぐという。

「2008年8月8日は幸運の日となるだろう。五輪も成功するだろうし、わたしたちは五輪に誇りをもっている」とカップルは話している。(c)AFP/Francois Bougon