【7月6日 AFP】バチカンのサンピエトロ大聖堂(Saint Peter's Basilica)で聖職者を装って信者の懺悔(さんげ)を聞こうとした男性が捕まった。バチカンの日刊紙オッセルバトーレ・ロマーノ(Osservatore Romano)が5日、ジャンルイジ・マッローネ(Gianluigi Marrone)判事の話として伝えた。

 同判事は「しばらく前」の出来事として、「男は聖職者の衣服を着用していたが、警備員は男の行動が不自然なことにすぐに気づいた」と述べた。

 警備員は、男に身分証明書の提示を求めたところ一見問題なさそうだったものの、念のためイタリア警察に身元照会を依頼すると、男が別の教会でも同様の企てをしていたことが発覚したという。(c)AFP