【7月6日 AFP】同性愛者の権利拡大を求めるゲイ・プライド・パレード(Gay Pride Parade)が5日、スペインの首都マドリード(Madrid)で開かれ、同性愛者と支持者ら数十万人が目抜き通りを行進した。

 ゲイバーなど同性愛ビジネスなどに関連する30以上の山車の車列を先導したのはビビアナ・アイード(Bibiano Aido)平等相だった。

 与党・社会党(PS)の山車には色鮮やかな2階建てバスが使われ、「平等の実現」とのスローガンが大きく掲げられていた。

 スペインは2005年7月の法改正で同性婚と同性婚カップルによる養子縁組が認められるようになった。同性婚が認められているのは欧州連合(EU)加盟国ではオランダ、ベルギーに続く3か国目。(c)AFP/Daniel Silva