【7月6日 AFP】モンゴル国民大会議(国会)選挙をきっかけとした暴動で首都ウランバートル(Ulan Bator)に発令されていた非常事態宣言が6日、解除された。

 ナンバリン・エンフバヤル(Nambariin Enkhbayar)大統領は同日午前零時、テレビ演説を行い国民に団結を呼び掛けた。

 6日朝のウランバートルは一旦は落ち着きを取り戻しているものの、混乱が再び起こるのではとの懸念は消えていない。

 与党・モンゴル人民革命党(Mongolian People's Revolutionary PartyMPRP)の幹部によると、非常事態宣言の解除に先立ち、与野党の代表は各政党間の意見の食い違いを埋めるため協議を行ったという。

 今回の一連の暴動では、5人が死亡している。(c)AFP/Marianne Barriaux