43年ぶりの続落
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【7月3日 IDO Securities】 昨日の日経平均株価は10日続落。大引けは前日比176円83銭安の1万3286円37銭。日経平均の10日続落は1965年2月19日―3月2日(10日続落)以来43年ぶり。歴史に残る1日となった。
日経平均株価の続落記録
続落日数 期 間 下落率(%)
15日間 1954年 4月28日― 5月18日 7.9
13日間 1949年11月14日―11月29日 15.8※
12日間 1953年 5月21日― 6月 3日 8.3
10日間 1956年 8月 7日― 8月17日 1.4
10日間 1965年 2月19日― 3月 2日 3.1
10日間 2008年 6月19日― 7月 2日 8.1
※49年は前日比変わらずを1日含む。
昨晩のNY時間では、6月ADP全米雇用報告の予想よりも弱い結果(民間部門の雇用者数は前月比7.9万件減少)や、米金融機関に対する懸念等を背景とした米株下落を受けて、対主要通貨に対してドルは下落した。米株下落・円高ドル安・原油高で、本日の日経平均も、安寄りで始まっている。
3月の安値を起点とした上昇チャネルは、破れており、今までの下値支持であった13500円~13800円水準が上値抵抗に変わっている。アルーン・インジケーターも6月下旬に陰転しており、短期下降トレンド入りが意識される展開だ。下値支持は、一目均衡表の雲の下限とも一致する心理的節目の13000円水準。3月安値を1番底として、2番底を確認中の展開と見ることができる。
また、本日海外時間には、雇用統計を始め注目材料が目白押しだ。欧州時間には、ECB理事会。25bpの利上げ予想は織り込み済みであるため、注目はレートアナウンスメント後の会見でトリシェ総裁が追加利上げの可能性を示唆するか否かだ。ポールソン米財務長官とトリシェ総裁との会談では、目立った内容のものはコメントされなかったが、一部で欧州と米国との溝は埋まらなかったとの見方もあり、トリシェ会見が、予想よりもタカ派的なコメントになるようなら、「ユーロ高・ドル安」となるリスクがある点には注意したい。トリシェ総裁は独紙のインタビューで「(ECBが何の措置も講じなかった場合)インフレが爆発的に上昇する可能性がある」と発言したと報道されている。その他本日発表予定の経済指標では、米新規失業保険申請件数、6月非製造業ISM等にも注目。雇用統計・ECB理事会などを受け、今晩の為替市場はボラタイルな展開が予想される。
NY原油は、証拠金引き上げの動きにも関わらず、石油製品主導で史上最高値を更新している。オプションの偏りのある150ドルが意識される展開になろう。コーンを始めとする穀物市場も産地作柄後退を材料視して大幅高となっており、インフレ懸念の高まりは強まっている。日経平均にとっては、分の悪い材料が続きそうだ。
[当情報は情報提供を目的としており、当社取り扱い商品に係わる売買を勧誘するものではありません。内容は正確性、完全性に万全を期してはおりますが、これを保証するものではありません。また、当情報により生じた、いかなる損失・損害についても当社は責任を負いません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。]
(c)アイディーオー証券株式会社
日経平均株価の続落記録
続落日数 期 間 下落率(%)
15日間 1954年 4月28日― 5月18日 7.9
13日間 1949年11月14日―11月29日 15.8※
12日間 1953年 5月21日― 6月 3日 8.3
10日間 1956年 8月 7日― 8月17日 1.4
10日間 1965年 2月19日― 3月 2日 3.1
10日間 2008年 6月19日― 7月 2日 8.1
※49年は前日比変わらずを1日含む。
昨晩のNY時間では、6月ADP全米雇用報告の予想よりも弱い結果(民間部門の雇用者数は前月比7.9万件減少)や、米金融機関に対する懸念等を背景とした米株下落を受けて、対主要通貨に対してドルは下落した。米株下落・円高ドル安・原油高で、本日の日経平均も、安寄りで始まっている。
3月の安値を起点とした上昇チャネルは、破れており、今までの下値支持であった13500円~13800円水準が上値抵抗に変わっている。アルーン・インジケーターも6月下旬に陰転しており、短期下降トレンド入りが意識される展開だ。下値支持は、一目均衡表の雲の下限とも一致する心理的節目の13000円水準。3月安値を1番底として、2番底を確認中の展開と見ることができる。
また、本日海外時間には、雇用統計を始め注目材料が目白押しだ。欧州時間には、ECB理事会。25bpの利上げ予想は織り込み済みであるため、注目はレートアナウンスメント後の会見でトリシェ総裁が追加利上げの可能性を示唆するか否かだ。ポールソン米財務長官とトリシェ総裁との会談では、目立った内容のものはコメントされなかったが、一部で欧州と米国との溝は埋まらなかったとの見方もあり、トリシェ会見が、予想よりもタカ派的なコメントになるようなら、「ユーロ高・ドル安」となるリスクがある点には注意したい。トリシェ総裁は独紙のインタビューで「(ECBが何の措置も講じなかった場合)インフレが爆発的に上昇する可能性がある」と発言したと報道されている。その他本日発表予定の経済指標では、米新規失業保険申請件数、6月非製造業ISM等にも注目。雇用統計・ECB理事会などを受け、今晩の為替市場はボラタイルな展開が予想される。
NY原油は、証拠金引き上げの動きにも関わらず、石油製品主導で史上最高値を更新している。オプションの偏りのある150ドルが意識される展開になろう。コーンを始めとする穀物市場も産地作柄後退を材料視して大幅高となっており、インフレ懸念の高まりは強まっている。日経平均にとっては、分の悪い材料が続きそうだ。
[当情報は情報提供を目的としており、当社取り扱い商品に係わる売買を勧誘するものではありません。内容は正確性、完全性に万全を期してはおりますが、これを保証するものではありません。また、当情報により生じた、いかなる損失・損害についても当社は責任を負いません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。]
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