【7月1日 AFP】米芸術家ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)の作品『バルーン・フラワー(Balloon Flower)』が6月30日、ロンドン(London)で行われたクリスティーズ(Christie's)のオークションに出品され、クーンズの作品としては最高額となる1290万ポンド(約27億3000万円)で競り落とされた。

 この作品は、道化師やストリートアーティストが風船で作る花の形を模したもので、高さ約3メートルのクロムステンレスで作られている。予想落札額は1200万ポンド(約25億4000万円)だった。

 同日のオークションには、戦後から現代にかけての芸術作品が出品され、クーンズのほか、ルシアン・フロイド(Lucian Freud)の『Naked Portrait with Reflection』やフランシス・ベーコン(Francis Bacon)の『Three Studies for a Self Portrait(自画像のための3つの習作)』が注目を集めていた。フロイドの作品は1180万ポンド(約24億9000万円)、初めての一般公開となった『Three Studies for a Self Portrait』は1729万ポンド(約36億6000万円)で落札された。

 そのほか、アントニオ・ロペス(Antonio Lopez)の『Madrid desde Torres Blancas』は、生存するスペイン人画家としては最高落札額となる138万ポンド(約2億9000万円)の値を付けた。

 同日の総落札額は8620万ポンド(約182億円)に達し、欧州で行われたクリスティーズの戦後及び現代アートのオークションとしては最高記録を樹立した。(c)AFP