【7月1日 AFP】イスラエルで立ち上げられたPopTokは6月30日、インスタントメッセージやメールに名作映画や流行の音楽ビデオを組み込める無料試用サービスを開始した。

 PopTokを使えば、「大爆笑」を意味する「LOL」を使わなくても、実写であれアニメーションであれ映画の登場人物が短い映像でその代役を務めてくれる。

 また、オンラインの友だちの注意を引くのに、デンゼル・ワシントン(Denzel Washington)の映画のセリフ「あなたと話をしたい」が使えたり、インターネットのチャットを始めるのに、チャーリー・シーン(Charlie Sheen)が誰かに「おはよう」と言っている映像を使ったりすることも出来る。

 さらに、メッセージ交換中の沈黙には、映画「 スカーフェイスScarface)」のアル・パチーノ(Al Pacino)の「終わったか」が使えるかも知れない。

 PopTok創設者のIlli Edry氏は、米サンフランシスコ(San Francisco)でAFPにサンプルを紹介しながら「みんな映画を引用する」と話した。

 PopTokはソニー(Sony)、ユニバーサル(Universal)、ワーナー(Warner)、パラマウント(Paramount)など大手制作会社と提携し、思い出に残るテレビ、映画、音楽ビデオのワンフレーズをライセンス供与する。

 紹介者のみが参加可能な試験版が開始され、PopTokには2000点以上の映像に加え毎日、新作が加わる。

 PopTokを使うには、インスタントメッセージのプログラムと同期するソフトウエアをダウンロードする。そこから、映像を選択し「ドラッグしてドロップ」すると完成。

 受け取り手はPopTokに参加してオンラインで交信中にすぐに再生するか、あるいはPopTok のホームぺージから見るかを選択できる。

 新たに経営陣に加わったばかりのScott Kauffman氏によると、PopTokではアマゾン(Amazon)などのオンライン・ストアとも提携し、元ネタの映画を買うこともできる。

 PopTokは映像をパソコンにストリームするので、受け手側はデータを蓄積しないため制作会社側の違法コピーへの懸念も軽減される。(c)AFP/Glenn Chapman