【6月27日 AFP】京都で開かれている主要国(G8)外相会合は27日、イランと北朝鮮に対し核開発計画の放棄を求めていくことで一致した。また、同日午後に大統領選の決選投票が行われるジンバブエ情勢についても協議した。

 高村正彦(Masahiko Komura)外相は協議の合間に、北朝鮮が核計画の申告書を提出したことについて、しっかりと検証を行い、最終目的である核放棄につなげていくことが重要だと語った。

 また、北朝鮮による日本人拉致問題に関して、人道上の問題として日本だけではなく国際社会にとって重要なものだと主張。「全出席者から理解と支持」を得たと述べた。(c)AFP/Shingo Ito