【6月27日 AFP】サッカー欧州選手権2008(Euro 2008)に出場しているスペイン代表のルイス・アラゴネス(Luis Aragones)監督が、ロシア代表との準決勝で途中交代したストライカーで大会得点ランキングでトップに立つダビド・ビジャ(David Villa)が29日に行われるドイツとの決勝戦に出場できない可能性を示唆した。

 10日に行われたグループリーグのロシア戦でハットトリックを決める活躍を見せたビジャは、26日に行われた準決勝のロシア戦で前半34分に筋肉を痛めたため、顔をしかめたままセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)と途中交代した。

 試合終了後にアラゴネス監督は「ビジャは決勝ではプレーできない。筋肉を痛めた」と話し、ビジャが欠場すると断定した。しかしながら、その後行われた記者会見では「ビジャは現段階ではけがをしている。彼が決勝でプレーできるかどうかは分からない」と語り、悲観の程度を抑えた。(c)AFP