【6月26日 AFP】米インターネット検索大手ヤフー(Yahoo)は25日、グーグル(Google)との提携の正当性を訴えるとともに、米ソフトウエア最大手マイクロソフト(Microsoft)寄りの取締役を送り込もうと委任状争奪戦を進める著名投資家カール・アイカーン(Carl Icahn)氏を批判する書簡を株主に送った。

 8月1日の定期株主総会に向け、ヤフー経営陣は現取締役の再任を株主に呼び掛けている。一方、アイカーン氏は、ヤフーの経営陣はマイクロソフトの買収提案を失敗に終わらせたと批判しており、マイクロソフトとの提携を進めるために取締役の交代をねらっている。

 ジェリー・ヤン(Jerry Yang)最高経営責任者とロイ・ボストック(Roy Bostock)会長の連名で送付された書簡は、買収提案断念の後、ヤフーの検索事業を買収するという提案がマイクロソフトからあったことを明らかにし、「グーグルとの提携の方がはるかに優れていた」と指摘。株主に対し「明確な経営計画を持たない取締役を選ぶこともできる。だが、急激に変化しつつあるインターネット業界の中で、豊富な知識や経験に基づいて独自の判断でかじ取りをすることに全力を注いでいる現在のメンバーを選ぶこともできる」と、現経営陣の再任を求めている。(c)AFP