【6月23日 AFP】サッカー欧州選手権2008(Euro 2008)に出場しているドイツ代表のフィリップ・ラーム(Philipp Lahm)は22日、25日にバーゼル(Basel)で行われる準決勝で対戦するトルコを敗退に追い込む自信があることを明かした。

 ドイツ代表で左サイドバックを務めるラームは「とても自信がある。目標は決勝に進むこと、もし進めばそこで勝つことだ。僕にとって事はうまく進んでいるし、それをあと2試合続けられれば良いと思っている。長いシーズンでいくつかの小さなミスを犯してきたけれど、大会準備の段階で集まったときからとても調子が良いと感じている。ポルトガル戦では前線のプレーではなくて、守備面で称賛されて本当に嬉しいんだ」と語り、自身が好調であるとした。

 選手の怪我や出場停止で消耗の激しいトルコに対し、4度目の欧州タイトルを狙うドイツは有利と見られるが、ラームは「クロアチア戦(1-2で敗戦)以来、我々はどんな相手も過小評価していない。欧州選手権の準決勝まで進出したトルコだ。このレベルではどのチームもどの選手も甘く見てはいけない」と警告を発した。

 続けて「戦術的にはしっかりと準備はできると思うけれど、思い出して欲しい、2004年の欧州選手権(Euro 2004)で我々はBチームのチェコに敗戦を喫した。タフな試合になるだろうけれど、かなり自信はある」と語るラームは、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)でのチームメイトであるハミト・アルティントップ(Hamit Altintop)について「ハミトは、守備と繋ぎのプレーで鍵を握る重要な選手だ。どれだけのボールが彼を通していくかで分かるだろう」と話し、警戒感を示した。(c)AFP