女優ロッセリーニが虫の交尾演じる環境保護的ポルノ、携帯電話国際映画祭で注目
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【6月17日 AFP】携帯電話の画面が上映スクリーンとなる映画祭、「第4回ポケットフィルム・フェスティバル(Festival Pocket Films)」が6月13日から3日間の日程で、パリ(Paris)のポンピドー・センター(Pompidou Centre)で開催された。今年の注目作は、イタリアの女優イザベラ・ロッセリーニ(Isabella Rossellini、55)がさまざまな虫の着ぐるみを着て交尾を演じるという、その名も『グリーン・ポルノ(Green Porno)』というシリーズだ。
ロッセリーニの両親は、女優イングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)と映画監督ロベルト・ロッセリーニ(Roberto Rossellini)。1986年のデビッド・リンチ(David Lynch)監督作『ブルーベルベット(Blue Velvet)』で官能的な演技を見せ、一躍脚光を浴びた。
■虫たちの過激で官能的な世界描く『グリーン・ポルノ』
ロッセリーニは1分間のエピソード8本からなる本シリーズに、虫の目や羽、ハチの縞模様などを身につけて出演している。主演だけでなく、監督と脚本も務めた。
「私がホタルなら、夜にはお尻に光りを灯すわ」。ホタルの格好をしたロッセリーニはこう語ると、交尾の習性について説明を始める。その次はハエに扮(ふん)し、「私は一日に数回交尾をするの」と言うと作り物の巨大なハエの上に乗る。
ロバート・レッドフォード(Robert Redford)が創設したサンダンス映画祭(Sundance Film Festival)の主催団体サンダンス・インスティチュート(Sundance Institute)は、同シリーズの各短編に1万ドル(約107万円)ずつ資金提供している。
「サンダンスにはいろいろな環境保護活動があったわ。エコの表示がある食べ物を食べることや、環境保護を考えた衣装を着ること、地球に優しい素材を用いた住宅を建てることなどね。そこで私はロバートに言ったの。『ここにないのは、グリーン・ポルノよ』って」と、ロッセリーニは語った。
『グリーン・ポルノ』では、ミミズの交尾や、交尾の後にペニスが折れて出血死してしまうクマバチの運命など、過激で官能的な世界が描かれている。
ロッセリーニは、「この映画の制作は楽しかったわ。一番大変だったのは、着ぐるみを着たまま何時間もじっとしていたり、何も飲めず、かゆくてもまぶたをかけなかったことね」との感想を述べている。
同シリーズで、ホタル、トンボ、クモ、ハエ、カタツムリ、ハチ、カマキリ、ミミズを演じたロッセリーニは、9月にさらに6本の続編を撮りる予定だという。
■携帯電話が「第4のスクリーン」となる映画祭
今年のポケットフィルム・フェスティバルに出品された作品は、第三世代携帯電話専用に作られており、ロッセリーニは「未来の映画」だと語る。「『地獄の黙示録(Apocalypse Now)』を携帯電話で見てもおもしろくない。大スクリーンで見るために作られたものだから。でもこの小さな画面も新しいカンバスになれるわ」
出品された作品はプロの映画監督が手掛けたものだけではない。学生やアマチュアが撮った作品も世界中から出品されている。大スクリーンで上映されるものもあれば、会場の「携帯電話の木」につり下げられた携帯電話のみで上映されるものや、個人の携帯にダウンロードできる作品もあった。
さらに今年は、携帯電話やデジタルカメラで撮影された作品に与えられる通常の賞だけでなく、携帯電話のみで「上映」される作品にも初めて賞が贈られた。
同フェスティバルを運営するフォーラム・ド・イマージュ(Forum des Images)のディレクター、ローレンス・ヘルツベルグ(Laurence Herszberg)は「今回、我々は新しい出発の目撃者となった。携帯電話に代表される『第4のスクリーン』は、新たな創造を生み出す素晴らしい機会になるだろう」と語った。(c)AFP
ロッセリーニの両親は、女優イングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)と映画監督ロベルト・ロッセリーニ(Roberto Rossellini)。1986年のデビッド・リンチ(David Lynch)監督作『ブルーベルベット(Blue Velvet)』で官能的な演技を見せ、一躍脚光を浴びた。
■虫たちの過激で官能的な世界描く『グリーン・ポルノ』
ロッセリーニは1分間のエピソード8本からなる本シリーズに、虫の目や羽、ハチの縞模様などを身につけて出演している。主演だけでなく、監督と脚本も務めた。
「私がホタルなら、夜にはお尻に光りを灯すわ」。ホタルの格好をしたロッセリーニはこう語ると、交尾の習性について説明を始める。その次はハエに扮(ふん)し、「私は一日に数回交尾をするの」と言うと作り物の巨大なハエの上に乗る。
ロバート・レッドフォード(Robert Redford)が創設したサンダンス映画祭(Sundance Film Festival)の主催団体サンダンス・インスティチュート(Sundance Institute)は、同シリーズの各短編に1万ドル(約107万円)ずつ資金提供している。
「サンダンスにはいろいろな環境保護活動があったわ。エコの表示がある食べ物を食べることや、環境保護を考えた衣装を着ること、地球に優しい素材を用いた住宅を建てることなどね。そこで私はロバートに言ったの。『ここにないのは、グリーン・ポルノよ』って」と、ロッセリーニは語った。
『グリーン・ポルノ』では、ミミズの交尾や、交尾の後にペニスが折れて出血死してしまうクマバチの運命など、過激で官能的な世界が描かれている。
ロッセリーニは、「この映画の制作は楽しかったわ。一番大変だったのは、着ぐるみを着たまま何時間もじっとしていたり、何も飲めず、かゆくてもまぶたをかけなかったことね」との感想を述べている。
同シリーズで、ホタル、トンボ、クモ、ハエ、カタツムリ、ハチ、カマキリ、ミミズを演じたロッセリーニは、9月にさらに6本の続編を撮りる予定だという。
■携帯電話が「第4のスクリーン」となる映画祭
今年のポケットフィルム・フェスティバルに出品された作品は、第三世代携帯電話専用に作られており、ロッセリーニは「未来の映画」だと語る。「『地獄の黙示録(Apocalypse Now)』を携帯電話で見てもおもしろくない。大スクリーンで見るために作られたものだから。でもこの小さな画面も新しいカンバスになれるわ」
出品された作品はプロの映画監督が手掛けたものだけではない。学生やアマチュアが撮った作品も世界中から出品されている。大スクリーンで上映されるものもあれば、会場の「携帯電話の木」につり下げられた携帯電話のみで上映されるものや、個人の携帯にダウンロードできる作品もあった。
さらに今年は、携帯電話やデジタルカメラで撮影された作品に与えられる通常の賞だけでなく、携帯電話のみで「上映」される作品にも初めて賞が贈られた。
同フェスティバルを運営するフォーラム・ド・イマージュ(Forum des Images)のディレクター、ローレンス・ヘルツベルグ(Laurence Herszberg)は「今回、我々は新しい出発の目撃者となった。携帯電話に代表される『第4のスクリーン』は、新たな創造を生み出す素晴らしい機会になるだろう」と語った。(c)AFP