【6月17日 AFP】米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のマイスペース(MySpace)上で少年になりすまし、13歳の少女を中傷するメッセージを送り自殺に追い込んだとして、少女の近所に住む女性が起訴されていた事件で、ローリ・ドリュー(Lori Drew)被告(49)は無罪を主張している。

 ドリュー被告は、少女に対する中傷目的の不正アクセスや共謀など4つの罪で起訴されており、公判は7月29日から開始される。

 検察によると、ドリュー被告は仲間らとマイスペース上で「ジョシュ・エバンズ(Josh Evans)」という少年になりすまし、娘のクラスメートの少女に近づいたという。「ジョシュ」は出会って数日後には「君はすてきだ」などと少女に甘い言葉をかけ、それが3週間続いた。

 その後、「ジョシュ」は突然関係を打ち切り、「お前なんかいない方がいい」などと書かれたメッセージを少女に送った。メッセージを受け取った直後に、少女は自宅の風呂場で首をつったという。(c)AFP