「青年の日」にマンデラ氏登場、人種の概念を捨てるよう若者たちに諭す
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【6月17日 AFP】南アフリカで祝日にあたる「青年の日(Youth Day)」の16日、反アパルトヘイト運動の象徴であるネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領がビデオ演説で久々に姿を見せ、「人種という考え方を捨てるべき」と国民に訴えた。
マンデラ氏は、青年の日のイベントの一環としてケープタウン(Cape Town)で放映されたビデオの中で、「民主主義を勝ち取るためのわれわれの闘いは、1つの人種、1つの階級、1つの宗教や1つの性別だけが参加したものでは決してなかった。未来の指導者たるあなた方は、人種や肌の色、性別や宗教、信条に関係なく、すべての国民が社会的一体性を確信できるような国にしていかなければならない」と演説した。
7月18日に満90歳を迎える同氏は、最近は公の場に姿を見せることはめったになくなったが、国内外に依然として根強い影響力を保持している。
青年の日は、アパルトヘイトに抗議する若者たちによる1976年のソウェト(Soweto)蜂起事件を記念するもの。(c)AFP
マンデラ氏は、青年の日のイベントの一環としてケープタウン(Cape Town)で放映されたビデオの中で、「民主主義を勝ち取るためのわれわれの闘いは、1つの人種、1つの階級、1つの宗教や1つの性別だけが参加したものでは決してなかった。未来の指導者たるあなた方は、人種や肌の色、性別や宗教、信条に関係なく、すべての国民が社会的一体性を確信できるような国にしていかなければならない」と演説した。
7月18日に満90歳を迎える同氏は、最近は公の場に姿を見せることはめったになくなったが、国内外に依然として根強い影響力を保持している。
青年の日は、アパルトヘイトに抗議する若者たちによる1976年のソウェト(Soweto)蜂起事件を記念するもの。(c)AFP