グアンタナモ収容者に権利、米最高裁判決 ブッシュ政権に新たな打撃
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【6月13日 AFP】米連邦最高裁判所は12日、キューバのグアンタナモ(Guantanamo)米軍基地内の収容施設の拘束者が、民間法廷に人身保護請求する権利を認める判決を下した。ブッシュ政権に逆風となる。
判決は「憲法と法令は非常事態でも効力を保持する」と述べた。「テロとの戦い」における容疑者を特別軍事法廷で裁くことについて、最高裁が政府と反対の判断を示したのは4年間で3度目。
「自由と安全は調整可能である。米国の制度では、法律の枠組み内で調整可能である」とし、収容者は「人身保護令状を請求する権利を憲法で保障されている」と述べた。判決は5対4の多数決で基地は正式にはキューバ領内にあるものの、米国本土とほぼ同様に機能しているとした。
判決についてホワイトハウス(White House)のダナ・ペリーノ(Dana Perino)大統領報道官は「内容を検討している」とのみ発表した。
今回の判決で、グアンタナモの収容者および弁護団は、拘束の根拠を知る憲法上の権利が認められたことになる。
最高裁は2004年と2006年、グアンタナモ収容者の処遇について、人身保護令状と呼ばれる無期限の拘束を受けている者に対し、拘束の違憲性を裁判所に主張する法的権利を認めている。
だが、06年、米議会はブッシュ政権の要請を受け、収容者に対し特別軍事法廷での審理を終える前に連邦裁判所に起訴することを禁じる法令を可決した。(c)AFP/Fanny Carrier
判決は「憲法と法令は非常事態でも効力を保持する」と述べた。「テロとの戦い」における容疑者を特別軍事法廷で裁くことについて、最高裁が政府と反対の判断を示したのは4年間で3度目。
「自由と安全は調整可能である。米国の制度では、法律の枠組み内で調整可能である」とし、収容者は「人身保護令状を請求する権利を憲法で保障されている」と述べた。判決は5対4の多数決で基地は正式にはキューバ領内にあるものの、米国本土とほぼ同様に機能しているとした。
判決についてホワイトハウス(White House)のダナ・ペリーノ(Dana Perino)大統領報道官は「内容を検討している」とのみ発表した。
今回の判決で、グアンタナモの収容者および弁護団は、拘束の根拠を知る憲法上の権利が認められたことになる。
最高裁は2004年と2006年、グアンタナモ収容者の処遇について、人身保護令状と呼ばれる無期限の拘束を受けている者に対し、拘束の違憲性を裁判所に主張する法的権利を認めている。
だが、06年、米議会はブッシュ政権の要請を受け、収容者に対し特別軍事法廷での審理を終える前に連邦裁判所に起訴することを禁じる法令を可決した。(c)AFP/Fanny Carrier