秋葉原の無差別殺傷事件、加藤容疑者を送検
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【6月10日 AFP】7人が死亡、10人が負傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、警視庁は10日、現行犯逮捕した派遣社員の加藤智大(Tomohiro Kato)容疑者(25)を殺人未遂容疑で送検した。事件の背景には、容姿へのコンプレックスを抱え、孤独に怒る1人の若者の姿が浮かび上がりつつある。
加藤容疑者は8日、秋葉原の歩行者天国にレンタルした2トントラックで突っ込んだ後に車から降り、サバイバルナイフで通行人を次々に刺し、現場で取り押さえられた。国内の同様の事件としては過去7年間で最悪の被害となった。
同容疑者は携帯電話サイトの掲示板に多数の書き込みをしたとみられており、犯行前、車で東京へ向かう途中で投稿したものもあったとされる。5月には「友達できない 不細工に人権なし 彼女できない」と書き込んだほか、恋人がいれば仕事も辞めなかったし「携帯依存症」にもならなかったと訴えるものや、再生できる「ゴミの方がマシ」などと自分を卑下する書き込みがあった。
加藤容疑者は青森県の出身。中学時代はクラスのリーダー的存在で、テニス部に所属したという。青森県内でトップクラスの県立青森高校に進学したが、高校時代の友人によると、入学後の成績は学年360人中300番台まで下がったという。そのころから家では暴力を振るうようになったと報じられている。
卒業後は進んだ短大から他大学への編入がかなわず、07年11月から静岡県裾野市の自動車関連工場で派遣社員として働いていた。最近ではリストラの対象にされることを案じていたとされる。TVインタビューに答えた同じ派遣社員の同僚の話では、容疑者と2人で工場の責任者から6月末で派遣の契約が打ち切りになると聞いたという。
日本は世界でも犯罪率が低いとされるが、渡海紀三朗(Kisaburo Tokai)文部科学相は10日の記者会見で事件について、「事件が起こる背景と教育との関係を考えさせられた」と触れ、また「省内で(キレる現象と)幼児期の脳科学との関係について懇談会などでやっていこうと考えている」と語った。(c)AFP
加藤容疑者は8日、秋葉原の歩行者天国にレンタルした2トントラックで突っ込んだ後に車から降り、サバイバルナイフで通行人を次々に刺し、現場で取り押さえられた。国内の同様の事件としては過去7年間で最悪の被害となった。
同容疑者は携帯電話サイトの掲示板に多数の書き込みをしたとみられており、犯行前、車で東京へ向かう途中で投稿したものもあったとされる。5月には「友達できない 不細工に人権なし 彼女できない」と書き込んだほか、恋人がいれば仕事も辞めなかったし「携帯依存症」にもならなかったと訴えるものや、再生できる「ゴミの方がマシ」などと自分を卑下する書き込みがあった。
加藤容疑者は青森県の出身。中学時代はクラスのリーダー的存在で、テニス部に所属したという。青森県内でトップクラスの県立青森高校に進学したが、高校時代の友人によると、入学後の成績は学年360人中300番台まで下がったという。そのころから家では暴力を振るうようになったと報じられている。
卒業後は進んだ短大から他大学への編入がかなわず、07年11月から静岡県裾野市の自動車関連工場で派遣社員として働いていた。最近ではリストラの対象にされることを案じていたとされる。TVインタビューに答えた同じ派遣社員の同僚の話では、容疑者と2人で工場の責任者から6月末で派遣の契約が打ち切りになると聞いたという。
日本は世界でも犯罪率が低いとされるが、渡海紀三朗(Kisaburo Tokai)文部科学相は10日の記者会見で事件について、「事件が起こる背景と教育との関係を考えさせられた」と触れ、また「省内で(キレる現象と)幼児期の脳科学との関係について懇談会などでやっていこうと考えている」と語った。(c)AFP