【6月6日 AFP】ジンバブエ南西部Esigodiniで6日、野党・民主変革運動(Movement for Democratic ChangeMDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長が警察に身柄を拘束され、警察署で約2時間にわたる事情聴取を受けた後、釈放された。ツァンギライ氏に同行していたMDC幹部が明らかにした。

 ジンバブエでは27日に大統領選挙の決選投票を控えており、ツァンギライ氏と与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)のロバート・ムガベ(Robert Mugabe)現大統領が大統領の座を争っているが、事前に選挙運動をしないようにとの指示をツァンギライ氏が無視したところ拘束されたという。ジンバブエの警察当局が野党指導者の身柄を拘束したのは今週2度目。(c)AFP