【6月4日 AFP】パキスタン当局は3日、首都イスラマバード(Islamabad)のデンマーク大使館で2日発生した自爆攻撃について、デンマークの新聞がイスラム教預言者の風刺画を掲載したことと関連がある可能性を指摘した。一方で、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)の武装勢力との対話は継続するとしている。

 調査当局の発表では、2日の自爆攻撃はアフガニスタンとの国境付近に拠点を持つタリバンの武装勢力によるものとみられる。政府高官は、この攻撃でデンマーク人1人を含む少なくとも6人が死亡したと発表した。(c)AFP