【6月2日 AFP】(写真追加)中国南西部の貴州(Guizhou)省のHuaxiqu村にあるミャオ(Miao)族の洞窟内墓地。ミャオ族はモン(Hmong)族とも呼ばれる、ベトナム国境沿いに暮らす中国の少数民族。この墓地の起源は約600年前にさかのぼるという。

 ミャオ族にとって死とは、生命の源へと向かい再び生を受けるための旅だ。死者が出るとすぐに死の詠唱を行い、これから始まる長い「旅」に必要な食料やワイン、衣類や金、祖先の元へたどり着くまでの指示図などを死人に与えるのが習慣とされている。(c)AFP