エアバスA380めぐるインサイダー疑惑、EADS元CEOを告発
このニュースをシェア
【5月30日 AFP】(一部更新)欧州航空防衛大手EADS(European Aeronautic Defence and Space Company)のノエル・フォルジャール(Noel Forgeard)元最高経営責任者(CEO)は28日夜、EAD株をめぐるインサイダー取引疑惑で告発された。フォルジャール氏の弁護士が29日、明らかにした。有罪の場合、最高で禁固2年、インサイダー取引で得たとされる金額の10倍の罰金が科される。
フォルジャール氏は28日、仏経済警察に拘束され、35時間にわたって取り調べを受けた後、予審判事に身柄送致された。身柄釈放について、検察当局は保釈金の支払いを求めていたが、同氏は誓約保証金の支払いで釈放された。
仏金融市場庁(Financial Markets Authority、AMF)によると、フォルジャール氏には2005年11月と06年3月にEADS株計36万株でストックオプション(株式購入権)を行使して利益を得ていたとされる。その直後の06年6月、EADS子会社の航空機大手エアバス(Airbus)が、大型旅客機A380の引き渡しが半年遅延すると発表、EADS株は急落した。
このインサイダー取引疑惑では、フォルジャール氏を含め17人のエアバス・EADS幹部や株主が仏当局による捜査を受けている。AMFはフォルジャール氏らは遅くとも06年3月1日には、A380の引き渡し遅延の情報を得ていたとみている。
フォルジャール氏は疑惑の発生を受けて06年7月に辞任しているが、EADS株の売却時にはA380に技術的問題が発生していることは知らなかったとして、疑惑を否定している。(c)AFP
フォルジャール氏は28日、仏経済警察に拘束され、35時間にわたって取り調べを受けた後、予審判事に身柄送致された。身柄釈放について、検察当局は保釈金の支払いを求めていたが、同氏は誓約保証金の支払いで釈放された。
仏金融市場庁(Financial Markets Authority、AMF)によると、フォルジャール氏には2005年11月と06年3月にEADS株計36万株でストックオプション(株式購入権)を行使して利益を得ていたとされる。その直後の06年6月、EADS子会社の航空機大手エアバス(Airbus)が、大型旅客機A380の引き渡しが半年遅延すると発表、EADS株は急落した。
このインサイダー取引疑惑では、フォルジャール氏を含め17人のエアバス・EADS幹部や株主が仏当局による捜査を受けている。AMFはフォルジャール氏らは遅くとも06年3月1日には、A380の引き渡し遅延の情報を得ていたとみている。
フォルジャール氏は疑惑の発生を受けて06年7月に辞任しているが、EADS株の売却時にはA380に技術的問題が発生していることは知らなかったとして、疑惑を否定している。(c)AFP