【5月30日 AFP】(記事更新)サッカー、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)は29日、ロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督を解任した。

 2005-06シーズンの優勝は八百長疑惑によるユベントス(Juventus)のセエリB(2部)降格によりもたらされ、翌2006-07シーズンは同疑惑に関わったライバルチームの勝ち点剥奪があったものの、インテルでリーグ3連覇を達成したマンチーニ氏の解任は、ごく簡素な声明でインテル側から発表された。

 声明では「インテルはロベルト・マンチーニに解任を伝えた。シーズン終了後の辞任を口にした3月11日のリバプール(Liverpool FC)との欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)決勝トーナメント1回戦・第2戦後のコメントが解任の大きな理由だ」と発表している。

 同発言の翌日にマンチーニ氏は、2試合合計0-3で敗れたリバプール戦の直後で興奮状態にあったとして発言を撤回している。

 これによりインテルの新監督には、2007年9月にチェルシーを退団して以来フリーとなっているジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)氏が就任する見通しとなり、監督を解任されたマンチーニ氏はイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)の新監督就任が有力となった。

 2003-04年シーズンにFCポルト(FC Porto)をチャンピオンズリーグ制覇に導き、その後就任したチェルシーでは巨額を投じたチームながらもリーグ2連覇を果たすなど、自他共に「特別な存在」と認めるモウリーニョ氏の招聘は、インテルにとって安い買い物にはならないだろう。

 2012年まで契約を残していたマンチーニ氏を解任したことにより、インテルは違約金として2400万ユーロ(約39億円)を支払うことになる。(c)AFP