【5月28日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は27日、かつてスペイン・リーガエスパニョーラ1部のFCバルセロナ(FC Barcelona)の下部組織に所属していたジェラール・ピケ(Gerard Pique)を同クラブへ放出したとことを明らかにした。

 4年ぶりに古巣に復帰することになったピケは、バルセロナと4年契約を結んだ。

 ピケはアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督のファーストチョイスであるリオ・ファーディナンド(Rio Ferdinand)とネマニャ・ビディッチ(Nemanja Vidic)のコンビの牙城を崩せず、プレミアリーグでは僅かに23試合の出場に留まった。

 ピケのスペインへの移籍には、2008-09シーズンに向けてもっと多くの地元出身の選手を抱えたいと望むジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)新監督の意向があった。

 マンチェスター・ユナイテッドの公式ホームページ上では「FCバルセロナとマンチェスター・ユナイテッドはジェラール・ピケの移籍に関して合意し、ピケはバルセロナと4年の契約を結ぶことになりました」と発表された。移籍金は推定600万ポンド(約12億円)とも報じられている。(c)AFP