スリランカで列車爆破、8人死亡 負傷者多数
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【5月27日 AFP】スリランカの中心都市コロンボ(Colombo)郊外の鉄道駅で26日、満員の列車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、少なくとも8人が死亡、多数が負傷した。反政府勢力タミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil Eelam、LTTE)の犯行と見られている。
病院関係者によると、回収された8人の遺体のうち5人が女性。また、72人以上が治療を受けているが、大半がやけどを負ているという。
政府軍の報道官は、死亡した女性の1人は妊娠していたことを明らかにし、LTTEの攻撃として非難した。
国営テレビによると、爆発が起きたのはコロンボ南部郊外のDehiwela駅で、当時、列車には約200人が乗車していたという。
前週末には、通勤バスで3つの爆弾が発見され、いずれも未然に処理されており、警察当局は今回の事件発生に先立ち、バスや列車の乗客に警戒を促していた。
LTTEからはこれまでのところ犯行声明は出されていない。LTTEは、シンハラ人が多数を占める同国で、少数派タミル人が居住する北部州と東部州の分離独立を目指している。
政府は今年1月、LTTEとの無期限停戦協定を破棄し、以来同国では戦闘が激化している。(c)AFP/Mel Gunasekera
病院関係者によると、回収された8人の遺体のうち5人が女性。また、72人以上が治療を受けているが、大半がやけどを負ているという。
政府軍の報道官は、死亡した女性の1人は妊娠していたことを明らかにし、LTTEの攻撃として非難した。
国営テレビによると、爆発が起きたのはコロンボ南部郊外のDehiwela駅で、当時、列車には約200人が乗車していたという。
前週末には、通勤バスで3つの爆弾が発見され、いずれも未然に処理されており、警察当局は今回の事件発生に先立ち、バスや列車の乗客に警戒を促していた。
LTTEからはこれまでのところ犯行声明は出されていない。LTTEは、シンハラ人が多数を占める同国で、少数派タミル人が居住する北部州と東部州の分離独立を目指している。
政府は今年1月、LTTEとの無期限停戦協定を破棄し、以来同国では戦闘が激化している。(c)AFP/Mel Gunasekera