【5月23日 AFP】英コーンウォール(Cornwall)地方ニューキー(Newquay)近郊の浜辺で、水が苦手な大型犬が満ち潮で海中に取り残され、沿岸警備隊に救出されるという珍事が発生した。目撃者が22日、救出劇の一部始終を語った。

 救出されたのはセント・バーナードとマスチフの雑種で、体重95キロのアーノルド(Arnold)。飼い主と一緒に海岸沿いの崖の上を散歩していたとき、1匹の犬を見つけ、追いかけて崖下のWhipsiderry Beachに駆け下りた。ところが、直後に潮が満ちてきて、戻るすべがなくなってしまった。

 目撃者が飼い主から聞いた話では、アーノルドは水たまりにさえ近づかないほどの大の水嫌い。アーノルドはビーチから崖の上に戻る階段を頑として上ろうとせず、救出するためにはボートかヘリコプターを呼ぶしかない状況だった。

 最寄りの沿岸警備隊が呼ばれ、隊員らが何とかアーノルドを「説得」して漁網に乗せ、6人がかりで救命ボートに引き上げて救出したという。

 海上救難活動を行う王立救命艇協会(Royal National Lifeboat InstitutionRNLI)は2007年、動物救助歴の史上最多となる犬40匹、馬5頭、イルカ4頭、ヒツジ11頭を救助した実績を持つ。(c)AFP