【5月22日 AFP】米ソフトウェア大手マイクロソフト(Microsoft)は21日、同社の検索サービス「ライブサーチ(Live Search)」の広告を通じて商品を購入した米国内の利用者を対象に、購入額の一部を還元する「キャッシュバック・プログラム」を始めると発表した。ネット検索市場での競争力強化が狙い。

 還元金は、ライブサーチを介した購入の実績に応じてマイクロソフトが受け取る広告料から支払われる。インターネットオークション大手イーベイ(eBay)、大手書店バーンズ&ノーブル(Barnes & Noble)、小売大手シアーズ(Sears)など、700社以上の広告主が参加する。

 シリコンバレー(Silicon Valley)のアナリスト、ロブ・エンデール(Rob Enderle)氏によれば、キャッシュバックは利用者の購買意欲を高め、市場シェアを増やす確実な方法。購買意欲をうまく引き出すことができれば、消費者の購買パターンを変えられるという。

 エンデール氏は、サービスには移り変わる消費者を引き留める魅力がなければならないと指摘。「ライブサーチがそこまで魅力的かどうかはまだ分からない。グーグル(Google)よりも優れていることが一目で分かる必要がある」と述べた。
 
 マイクロソフトは、ネット検索シェア拡大を目指してインターネット検索大手ヤフー(Yahoo)の買収に乗り出したが、失敗している。(c)AFP