【5月21日 MODE PRESS】映画祭のオフィシャルスポンサーであり、パルム・ドール（Palme d’Or）トロフィーのデザインを手掛けるスイスのジュエリーブランド、ショパール（Chopard）主催のショパール・トロフィー賞授賞パーティー（Chopard Trophy Awards Party）が19日夜、カンヌ市内のカールトン・ホテル（Carlton Hotel）で開かれた。

　映画祭に集まった多くのセレブリティが招待されるパーティーでは、最も輝いた若手俳優・女優1名ずつに“ショパール・トロフィー賞”が贈られる。

　今年度は、映画『ラスト、コーション／色・戒（Lust, Caution）』に主演した女優のタン・ウェイ（Tang Wei）と『Rendition』でエジプト出身のテロ容疑者を見事演じた、俳優のオマー・メトウォリー（Omar Metwally）にトロフィーが捧げられた。

　中国出身のタン・ウェイは、通訳を介しながら「今まで他の映画祭に出席した事はあったけども、ここまで華やかな場所はありませんでした。今夜はこれほど豪華なジュエリーとドレスを身につける事ができ、そして何よりも素敵な賞を頂いてとても光栄です。でも、明日からは、問題がたえないこの世界に対して…　特に災害に見舞われた中国に対して何か自分ができる事がないか、それを考え実行していきたいです」とコメントした。

　会場には、賞のプレゼンターを務めた女優のグウィネス・パルトロウ（Gwyneth Paltrow）と監督のスパイク・リー（Spike Lee）の他、ショパールのCaroline Gruosi-Scheufele共同社長を始め、女優のクリスティーナ・リッチ（Christina Ricci）、俳優のエドワード・ノートン（Edward Norton）やアンディ・ガルシア（Andy Garcia）、バーレスク・ダンサーのディータ・ヴォン・ティース（Dita Von Teese）などの豪華面々が集まり、煌びやかな夜を楽しんだ。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS