【5月15日 AFP】（5月16日、一部更新、写真追加）中国国営新華社（Xinhua）通信によると、日本の救援隊の第1陣31人が16日、中国四川（Sichuan）省の省都・成都（Chengdu）に入った。外国の救助隊が被災地入りしたのは初めて。

　救援隊はただちに震源地に近い同省青川（Qingchuan）県関荘（Guanzhuang）に向かい、倒壊した建物の下敷きになっている被災者の救出活動にあたるという。午後には第2陣29人が救助犬を連れて同地に到着するという。

　中国政府は15日、今回の震災で初の外国の人的支援として、日本政府が申し入れていた救援隊を受け入れると発表した。

　中国は、台湾からも人的支援と救援物資を受け入れているが、「1つの中国」政策の下、仏教系の非政府組織（NGO）のボランティアに限っている。(c)AFP