【5月15日 AFP】カナダ東部フレデリクトン(Fredericton)で14日、車道でスケートボードに乗った男が、警察に反則金の支払いを拒んだため収監された。この事件は、自治体の環境対策も絡み注目が集まっていた。

 リー・ブリーン(Lee Breen)さん(25)は、2007年8月にフレデリクトン市内の車道でスケートボードに乗っているところを発見され、反則切符を切られた。だが、反則金の支払いを拒んだため、裁判所は5日間の収監を命じた。

 ブリーンさんは拘束前に電話で会見し、「市側が市民に自動車以外の代替移動手段を使うよう訴えているから、それに従ったまでだ」と語り、「ぼくは環境にやさしいライフスタイルに大賛成だ。ぼくは(温室効果)ガスを発生しないで芝生を手入れする会社を経営してるし車の運転もしない。それなのに、市は (二酸化炭素の)排出を削減する代替移動手段を使ったことを理由にぼくを刑務所に入れようとしている」と語った。

 ブリーンさんは、ヘルメットを着用し歩道を避け、手信号もきちんとやっていると主張しているが、市当局者は車道でのスケートボードの使用は本人および周りの自動車の運転手の双方に危険が及ぶとしている。

 だが、ブリーン受刑者は、地球温暖化につながる二酸化炭素排出量削減のため自動車の運転を控えるように訴えるキャンペーンを市当局が行っていたことを指摘し、自らの立場を擁護した。

 フレデリクトン市は「車のキーは家に置いて、運動靴かヘルメットを引っ張りだせば、ガソリン代も節約できる上に、二酸化炭素排出量を年間最大250キロ削減できる」として、キャンペーンを進めている。(c)AFP