【5月15日 AFP】元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が、FCバルセロナ(FC Barcelona)がロナウジーニョ(Ronaldinho)を手放せばクラブの歴史上で最も大きな過ちになるだろうと、スペインのスポーツ紙「マルカ(Marca)」のインタビューで語った。

 マラドーナ氏は「あのブラジル人(ロナウジーニョ)がいなければ、バルセロナは違うクラブになってしまう。若干の報道記者がロナウジーニョはもはや何者でもない、過去の選手だと主張しているが、私はそれに困惑している。彼のいないバルサ(FCバルセロナの愛称)を怖がるライバルはいない。多くの人が思っているように「ジーニョ」が謝罪をすべきだとは思わない。その逆で、クラブの為に彼が何をやってきたかについてバルセロナの幹部たちが感謝するべきだと思う。もし彼を放出してしまったら、クラブの歴史上最大の過ちになるだろう」と、ロナウジーニョの放出に警鐘を鳴らした。

 今シーズン、調子を落としてピッチ外では軽率な行為を繰り返しているロナウジーニョはバルセロナと不和となっており、来シーズンの移籍に向けた動きが予想されている。28歳のロナウジーニョは4月3日の練習中に右足のハムストリングス痛めたため、現在試合には出場していない。

 2003年の夏にフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)から移籍金3100万ユーロ(当時のレートで約42億円)でFCバルセロナに移籍したロナウジーニョは、その後の3年間でスペイン・リーガエスパニョーラ1部で2連覇、欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)で優勝を果たし、自身も2004年、2005年に国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football Association、FIFA)の年間最優秀選手(FIFA World Player of the Year)を獲得している。しかしながら、噂されるナイトクラブでの夜遊び癖や目に見えている腰回りの証拠もあり、2006年末頃からロナウジーニョに対する規律への懸念が高まっている。(c)AFP