【5月14日 AFP】台湾の宏達国際電子(HTCHigh Tech Computer)は13日、手軽にインターネットに接続できる最新携帯電話Touch Diamondを発表した。アップル社の多機能携帯電話iPhone2に対抗する端末になると見られている。

 ユーザーは、2.8インチのタッチパネル・ディスプレーからテキスト・メッセージ・サービス、Eメール、写真、音楽、気象情報などの利用が可能。

 片手でウェブサイトのページを拡大することもでき、表示されるコンテンツはディスプレーに収まるよう自動的に最適化される。YouTubeに対応したアプリケーションやGoogle Mapsも搭載する。

 近日発売予定のiPhone2のライバルになると専門家の多くが見ているが、HTC幹部の1人は両者の比較は避け、「Touch Diamondの準備は万端」とだけ話した。

 台湾のシンクタンク、Topology Research InstituteFox Su氏は「Touch Diamondはよくできており、価格・機能ともに、iPhone2と激しい競争を繰り広げることになるのではないか」と述べた。

 HTCが2007年に発表したスマートフォンTouchは全世界でこれまでに300万台が売れた。「ただ、2008年、2009年のことを考えると、Touchでは十分でないことは分かっていた」とピーター・チョウ(Peter Chou)最高経営責任者(CEO)は話し、従来の通信速度の遅さとお粗末なアプリケーションでは、ユーザーは携帯電話からインターネットに接続したいとは思わないだろう、と付け加えた。

 また「携帯からのネット接続にはイライラがつきもので誰も使いたがらなかった。私たちはユーザーが手軽に楽しめるようにしたい」と高速無線通信について述べた。HTCは「Touch FLO 3D」とよばれる新しいインターフェースを導入し、タッチスクリーンの開発で飛躍的な一歩を踏み出したとしている。

 Touch Diamondは6月に発売予定だが、価格は明らかにされていない。(c)AFP