【5月17日 AFP】ケニア・ナイロビ(Nairobi)に本部を置く国連環境計画(United Nations Environment ProgrammeUNEP)は13日、気候変動対策の一環として2006年に開始された「植樹キャンペーン」の成果を発表した。これまでに当初の目標の2倍にあたる20億本が植えられたという。

 キャンペーンは、ノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイ(Wangari Maathai)氏の環境保護活動にヒントを得たもの。参加したのは政府や企業、自治体、宗教団体、共同体などだが、参加者の半数以上は個人だった。

 植樹が最も多かった国はエチオピアで7億本、以下トルコが4億本、メキシコが2億5000万本、ケニアが1億本だった。2009年までに「世界人口と同じ」70億本を植えることが次の目標だという。

 専門家によれば植樹は温室効果ガスを減らすうえで最も費用効率の高い方法だという。UNEPは「樹木は二酸化炭素を吸収するので、植樹は気候変動対策として極めて有効。逆に、人間が排出する二酸化炭素の20%以上が森林破壊によるもの」としている。(c)AFP