【5月13日 AFP】ナワズ・シャリフ(Nawaz Sharif)元首相が率いるパキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(Pakistan Muslim League-NawazPML-N)の閣僚9人が13日、連立政権から離脱した。07年の非常事態宣言でペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領に解任された判事らの復職をめぐるパキスタン人民党(Pakistan People's PartyPPP)との路線対立が原因。国営パキスタン・テレビが報じた。

 国営パキスタン・テレビによると、PML-Nに所属する閣僚らが、イスラマバード(Islamabad)の首相公邸でユサフ・ギラニ(Yousuf Raza Gilani)首相に辞表を提出したという。同首相は現在のところ辞表を受理していない。

 12日にシャリフ元首相は、期日までに判事らの復職が実現しなかったとして、内閣から閣僚を引き上げると発表していた。

 シャリフ元首相は、PML-Nがギラニ政権を引き続き支持し続けることを強調しているものの、今回の辞任によって、6週間前に組閣されたばかりの新内閣とパキスタン情勢は、新たな政治的危機を迎えかねない状況となっている。(c)AFP