ブレア前首相夫人、イラク開戦前の死産経験と出産秘話
このニュースをシェア
【5月12日 AFP】英国のトニー・ブレア(Tony Blair)前首相の夫人、シェリー・ブレア(Cherie Blair)さんが、12日付けの英各紙に掲載された記事のなかで、2002年に死産を経験した際の夫の冷たい仕打ちを暴露した。
シェリーさんは2002年に47歳で第5子を妊娠したものの、産婦人科での定期検診で行ったX線診断で、胎児の心臓が鼓動していないことがわかり、医師から胎児の死亡を告げられた。
ブレア一家は、休暇のため家族でフランスに出発する直前だったが、シェリーさんは流産をブレア氏に告げ、ブレア氏は家族とアリスター・キャンベル(Alastair Campbell)報道担当補佐官(当時)に話した。
すると2人は、イラク開戦前年の当時、米英軍が近々イラクを攻撃するのではとの憶測が飛び交っており、ブレア首相が突然休暇を中止すれば、世間はイラクがらみの一大事と勘ぐるに違いないと判断。世間の憶測を回避すべく、死産を直ちに発表するとシェリーさんに伝えたという。
こうした経緯から、シェリーさんの死産は、すぐにメディアで報じられた。
シェリーさんは、2人の判断を聞かされた時は、信じ難い気持ちだったという。
「全く信じられなかった。私が出血で苦しんでいるというのに、2人はメディアに流す声明文の打ち合わせをしているのよ。私はただ、天井を見つめて横たわっているしかなかった」とシェリーさんは述べ、大きな喪失感に襲われたと話した。
一方、シェリーさんは8歳になる第4子で末っ子のレオ(Leo)くんの妊娠についても語っている。レオくんを身ごもったのは、ブレア首相と女王エリザベス2世(Queen Elizabeth II)を訪問中の時だったそうだ。
夫妻は毎年9月、スコットランドのバルモラル(Balmoral)城で夏を過ごすエリザベス女王(Queen Elizabeth II)を訪問することが慣例となっていた。シェリーさんは、夫の首相就任後の1998年に初めてバルモラル城に滞在した際、衣服だけでなく「化粧ポーチの中の使い古した化粧道具まで」、全ての荷物がこん包を解かれていたことに衝撃を受けたという。それで、次の年は「純粋に恥ずかしい思いから、避妊薬は持っていかなかった」のだそうだ。
結果的にその年に妊娠したものの、シェリーさんは、「例年どおり、スコットランドの夏は肌寒くて、そしてあれやこれやがあって…。でも、妊娠するなんてありえないと思っていた。もう年齢的にも厳しいし。もうきっと更年期にさしかかってるわ」と思っていたのだそうだ。(c)AFP
シェリーさんは2002年に47歳で第5子を妊娠したものの、産婦人科での定期検診で行ったX線診断で、胎児の心臓が鼓動していないことがわかり、医師から胎児の死亡を告げられた。
ブレア一家は、休暇のため家族でフランスに出発する直前だったが、シェリーさんは流産をブレア氏に告げ、ブレア氏は家族とアリスター・キャンベル(Alastair Campbell)報道担当補佐官(当時)に話した。
すると2人は、イラク開戦前年の当時、米英軍が近々イラクを攻撃するのではとの憶測が飛び交っており、ブレア首相が突然休暇を中止すれば、世間はイラクがらみの一大事と勘ぐるに違いないと判断。世間の憶測を回避すべく、死産を直ちに発表するとシェリーさんに伝えたという。
こうした経緯から、シェリーさんの死産は、すぐにメディアで報じられた。
シェリーさんは、2人の判断を聞かされた時は、信じ難い気持ちだったという。
「全く信じられなかった。私が出血で苦しんでいるというのに、2人はメディアに流す声明文の打ち合わせをしているのよ。私はただ、天井を見つめて横たわっているしかなかった」とシェリーさんは述べ、大きな喪失感に襲われたと話した。
一方、シェリーさんは8歳になる第4子で末っ子のレオ(Leo)くんの妊娠についても語っている。レオくんを身ごもったのは、ブレア首相と女王エリザベス2世(Queen Elizabeth II)を訪問中の時だったそうだ。
夫妻は毎年9月、スコットランドのバルモラル(Balmoral)城で夏を過ごすエリザベス女王(Queen Elizabeth II)を訪問することが慣例となっていた。シェリーさんは、夫の首相就任後の1998年に初めてバルモラル城に滞在した際、衣服だけでなく「化粧ポーチの中の使い古した化粧道具まで」、全ての荷物がこん包を解かれていたことに衝撃を受けたという。それで、次の年は「純粋に恥ずかしい思いから、避妊薬は持っていかなかった」のだそうだ。
結果的にその年に妊娠したものの、シェリーさんは、「例年どおり、スコットランドの夏は肌寒くて、そしてあれやこれやがあって…。でも、妊娠するなんてありえないと思っていた。もう年齢的にも厳しいし。もうきっと更年期にさしかかってるわ」と思っていたのだそうだ。(c)AFP