【5月7日 AFP】福田康夫(Yasuo Fukuda)首相は7日、来日中の中国の胡錦濤(Hu Jintao)国家主席と会談した。福田首相は会談後の共同記者会見で、懸案となっている東シナ海(East China Sea)のガス田開発問題について、日中両国は「できるだけ早期に」解決することを期待していると述べた。

 福田首相は、東シナ海のガス田開発問題で日本と中国は意義のある会談を行い、大きな進展があったとした上で、詳細を詰めてできるだけ早期に問題の解決を図りたいとの姿勢を示した。一方、胡主席も首脳会談の詳細には言及しなかったものの、結果には「満足している」と語った。

 世界最大のエネルギー輸入国である日中両国は、胡主席の来日までに東シナ海のガス田開発問題の解決を図ろうとしていた。前年12月に福田首相が訪中した際にも、両首脳はこの問題を早期に解決することで合意していた。だが、両首脳が会談後に署名した共同文書ではこの問題は言及されなかった。

 東シナ海のガス田は、中国が2003年に開発を開始した。政府は中国側のガス田開発によって日本側の資源までも吸い上げているとして中国政府を非難していた。ガス田問題は、日中両国の懸案で両国間の緊張関係を高める問題の1つとなっている。(c)AFP