【4月26日 AFP】韓国のソウル(Seoul)中央地裁は25日、ソウル中心部にある国宝第1号の南大門(崇礼門)に放火し全焼させたとして罪に問われていたチェ(Chae Jong-Gi)被告(69)に対し懲役10年の判決を言い渡した。

 地裁は判決理由について国民に「耐えられないほどの苦しみ」を与え、国家の威信を傷つけたとしている。

 韓国文化財庁(Cultural Heritage Administration)によると、南大門の再建には2-3年の歳月と200億ウォン(約20億円)が必要だという。当時の文化財庁長官は事件の責任を取り辞任している。(c)AFP