国外に不法売却されていた古代の葬祭用瓶、ギリシャに返還
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【4月23日 AFP】ギリシャ文化省は21日、スイスの美術商から古代ギリシャの葬祭用瓶が返還されたと発表した。この瓶は不法に国外に売却された後、美術商が所有していたという。
この瓶は、高さが1メートル超、レキュトスと呼ばれる装飾容器で、紀元前4世紀にアテネ(Athens)の彫刻家らによって製作された。表面のアッティカ装飾は、宴会の様子を表し、椅子に座った女性がもう1人の女性を歓迎する姿も見て取れる。
ミハリス・リアピス(Michalis Liapis)文化相が会見で明らかにしたところによると、2007年にこの美術商がオランダのマーストリヒト(Maastricht)でのオークションにこの瓶を出品しようとしたことから、その存在が判明したという。
ギリシャ当局は、それより前に古美術の密輸業者宅を家宅捜査した際に押収した写真から、この瓶を特定。この美術商を説得し、瓶を返還させた。
なお捜査当局は、瓶が不法に発掘・売却された経緯について調べている。
ギリシャとスイスは前年5月、不法に輸出された古美術品の捜索と返還に関する相互協力協定を結んでいる。古美術品の宝庫であるギリシャは、盗掘者の格好のターゲットとなっており、政府は国外に不法に売却された品を取り戻そうと躍起になっている。そうしたものの多くは、個人のコレクションや有名博物館の展示品の中に収まっているという。(c)AFP
この瓶は、高さが1メートル超、レキュトスと呼ばれる装飾容器で、紀元前4世紀にアテネ(Athens)の彫刻家らによって製作された。表面のアッティカ装飾は、宴会の様子を表し、椅子に座った女性がもう1人の女性を歓迎する姿も見て取れる。
ミハリス・リアピス(Michalis Liapis)文化相が会見で明らかにしたところによると、2007年にこの美術商がオランダのマーストリヒト(Maastricht)でのオークションにこの瓶を出品しようとしたことから、その存在が判明したという。
ギリシャ当局は、それより前に古美術の密輸業者宅を家宅捜査した際に押収した写真から、この瓶を特定。この美術商を説得し、瓶を返還させた。
なお捜査当局は、瓶が不法に発掘・売却された経緯について調べている。
ギリシャとスイスは前年5月、不法に輸出された古美術品の捜索と返還に関する相互協力協定を結んでいる。古美術品の宝庫であるギリシャは、盗掘者の格好のターゲットとなっており、政府は国外に不法に売却された品を取り戻そうと躍起になっている。そうしたものの多くは、個人のコレクションや有名博物館の展示品の中に収まっているという。(c)AFP