【4月22日 AFP】サッカー、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)のアラン・カイザック(Alain Cayzac)会長が21日、チームに辞表を提出し即時受理された。

 19日に行われたカーン(Caen)戦に0-3で敗れ、その翌日に行われた主要株主のセバスティアン・バザン(Sebastien Bazin)氏やポール・ルグエン(Paul le Guen)監督との緊急会議を経てカイザック会長の辞任が決まった。

 リーグ1の主要チームの一つであるパリ・サンジェルマンだが、次週以降の結果では2部降格が決まるチーム史上最大の危機が近づいている。チームはフランスリーグ杯2007-08(French League Cup 2007-08)を制し、フランス杯2007-08(Coupe de France 2007-08)では準決勝進出を決めているが、リーグ戦では4試合を残して全20チーム中で降格圏内の18位(4月20日現在)に位置しており、17位のランス(RC Lens)とは勝ち点で3差ついている。リーグ1ではシーズン終了時に下位3チームがリーグ2(2部)に自動降格する。(c)AFP