【4月16日 AFP】(4月17日 一部更新)コンゴ(旧ザイール)東部のゴマ(Goma)で15日午後2時半ごろ、民間のヘワ・ボラ航空(Hewa Bora Airways)がチャーターしたゴマ発キンシャサ(Kinshasa)行きのDC-9小型ジェット旅客機が離陸直後に墜落、炎上し、多数の死者が出ている。空港関係者が明らかにした。

 空港当局、医療関係者、および国連(UN)によると、この事故で数十人が死亡、約70人が負傷したが、乗員4人、乗客3人の計7人が無事だったという。

 これに先立ち、キンシャサの空港の管制塔職員は、ゴマから「乗客は約100人で、生存者は正副操縦士を含む6人」との報告を受けたと述べていた。

 同機は、西方のキンシャサに向かうためゴマを離陸したが、直後に市場に突っ込んだ。一方、ゴマの複数の空港筋によると、旅客機は滑走路を過ぎて隣接する住宅地に墜落し、機体が炎上して「数十人」が死亡したという。

 一方、航空管制当局RVAAFPに対し乗客・乗員85人が搭乗していたと述べたが、国連によると70-130人いたという。

 コンゴでは2007年6月以来、今回で5件の飛行機事故による大惨事が起きている。前年10月に発生した貨物機の事故では、キンシャサの労働者居住地域に墜落し、少なくとも50人が死亡した。

 同国の劣悪な航空安全事情は、国内線で使用されている航空機の大半は旧ソ連時代の旧式のもので、適切な整備がほとんど行われていないことが原因の1つとみられている。(c)AFP/Albert Kambale