MLBと選手会が薬物規定の改定に合意
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【4月12日 AFP】米大リーグ機構とMLB選手会(MLB Players Association)は現地11日、これまでより多くの薬物検査と強力な独立検査機関を盛り込んだ薬物規定の改定に関して合意に達したことを発表した。
また新たな対策の発表と同時に、カンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)のホゼ・ギーエン(Jose Guillen)、元ボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)のジェイ・ギボンズ(Jay Gibbons)の両外野手に科されていた15日間の出場停止処分が解除された。
今回の動きは、2007年12月にジョージ・J・ミッチェル(George J. Mitchell)元上院議員が薬物報告書の中で既に提案されていた内容を受けて行われた。
薬物使用を監視する独立機関の権限を強化することは、ミッチェル元上院議員が、ベースボールへの信頼を確保するための手段として提案していた内容の一部であった。
しかし薬物規定の改定は、選手とオーナーによる投票で正式に承認されたわけではない。オーナー側は今回の動きに対し、現状でもオーナからの干渉からは十分に切り離されていると主張し抵抗していた。
それでも1994年のストライキ後に起こった観客離れを解消するために、オーナーたちが過度のホームラン記録争いを容認しドーピングを見て見ぬふりをしてきた、と評論家などから多くの懸念が出る中でより多くの措置が必要とされていることは明らかである。(c)AFP