【4月12日 AFP】中国に対する国際的な反発や北京五輪の聖火リレーへの妨害のなか、国際オリンピック委員会(International Olympic CommitteeIOC)のジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長は11日、中国・北京(Beijing)での理事会終了後に記者会見し、五輪に向け「素晴らしい」準備が整っていると強調した。

 聖火はアルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)に到着しており、理事会ではこれまでロンドン(London)、パリ(Paris)、サンフランシスコ(San Francisco)で発生した聖火リレーに対する妨害行為を避けるためにもリレーを縮小するかが話し合われた。抗議活動ばかりでなく、北西部新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で五輪選手らの誘拐計画を立てたとする2つのテロ組織を摘発したとの中国政府の発表、五輪ボイコットなども論点だったとみられる。

 IOCは中国政府のテロ組織摘発の発表について情報を求めた。ジゼル・デービス(Giselle Davies)IOC広報官は報告を受けていないと述べたものの、会期中には安全が保証されることをIOCは確信しているとした。

 またデービス(Giselle Davies)広報官は北京五輪組織委員会が理事会に対し今後の聖火リレーの安全を確約したと述べた。

 ロゲ会長は11日夜、IOCと北京五輪組織委はリレーの変更はないことで一致。さらにチベットを通過することを明言した。(c)AFP/Charles Whelan