マリオン・ジョーンズ被告の薬物使用により米リレーチームからメダル剥奪へ
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【4月11日 AFP】国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、IOC)は現地10日、ステロイド使用を認めた元陸上選手のマリオン・ジョーンズ(Marion Jones)被告がチームの一員だった米国チームから、シドニー五輪で獲得した4×400メートルリレーの金メダルと4×100メートルリレーの銅メダルを剥奪することを発表した。
IOCのスポークスマンを務めるジゼル・デイビス(Giselle Davies)氏は、すでにメダルを剥奪されているジョーンズ被告は大会期間中のドーピング使用を認めているため、チームとして失格処分にすることを理事会で決定したと明らかにしている。
大会期間中の運動能力向上薬の使用を認め、IOCからシドニー五輪で獲得した3個の金メダルと2個の銅メダルを剥奪されているジョーンズ被告は、ステロイド使用と小切手詐欺に関する捜査での偽証罪で禁固6月の判決が下され、現在テキサス州の刑務所に収容されている。
また、デイビス氏はIOCが米国オリンピック委員会(US Olympic Committee、USOC)に米国チームが獲得したメダルの返還を要請していることを明らかにしている。
ジョーンズ被告と米国チームが獲得したメダルの再分配については何の決定も下されていないが、デイビス氏は6月か8月に開催される理事会までに何らかの措置が取られることになるとしている。
この件についてのUSOCのコメントは届いておらず、IOCの決定に上訴するかどうかは明らかになっていない。
シドニー五輪の米国チームで中心選手だったジョーンズ被告の転落は、2007年10月にBALCO社(Bay Area Laboratory Co-operative)のステロイド疑惑に関し連邦捜査官に嘘をついていたことを認めてから始まっている。(c)AFP