【4月10日 AFP】ケニア国家環境管理局(NEMA)は7日、数千トンにものぼるゴミで汚染された環境をきれいにするための官民のパートナーシップを提唱した。

 NEMAは「ゴミ投棄への管理を怠ってきたことで、われわれは今、洪水や地滑り、病気といったツケを払わされている。われわれは全員、環境汚染に関与しており、誰かが先頭に立って環境清浄化にまい進しなければならない」とのコメントを発表し、官民のパートナーシップがその解決策になるとの考えを示した。

 保健衛生問題の専門家らは、工場や病院、家庭から出る大量のゴミが、病気のまん延などの問題を招いたと指摘する。

 政府は、大きな汚染要因であるポリ袋対策として、プラスチックをリサイクルするための基金を設立する計画を発表している。

 人口450万人の首都ナイロビ(Nairobi)の1日あたりのゴミの量は2400トンに達し、その大半が郊外のダンドラ(Dandora)スラムに投棄されている。

 米国の環境保護団体ブラックスミス研究所(Blacksmith Institute)の2007年の報告によると、ダンドラは「世界で最も汚染された地域」の上位30位以内に入っており、アフリカ大陸ではザンビアの鉛鉱山に並ぶ2大汚染地域となっている。(c)AFP