【4月8日 AFP】2008年のバスケットボール殿堂(Basketball Hall of Fame)入りが発表され、通算3度の最優秀監督に輝いている現マイアミ・ヒート(Miami Heat)のヘッドコーチ(HC)のパット・ライリー(Pat Riley)氏、共に1980年代中期から90年代中期のNBAを代表するセンターだったアキーム・オラジュワン(Hakeem Olajuwon)氏やパトリック・ユーイング(Patrick Ewing)氏らが殿堂入りを果たした。

 NBA史上最も成功を収めているヘッドコーチの一人であるパット・ライリー氏は、オラジュワン氏とユーイング氏に加え、得点王に2度輝いたエイドリアン・ダントリー(Adrian Dantley)氏やデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)のオーナー、ウィリアム・デヴィッドソン(William Davidson)氏らと共に殿堂入りした。

 ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)などで活躍したユーイングの現役時代の恩師の一人でもあるパット・ライリー氏は、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)で4度、ヒートで1度ファイナル制覇を成し遂げており、ニックス時代の1993-94シーズンも含め通算9度ファイナルに進出している。

 オラジュワン氏とユーイング氏は共に外国で生まれ、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)などで活躍したオラジュワン氏は、母国ナイジェリアで子供のころはバスケットボールよりサッカーをして育ち、ユーイング氏はジャマイカで生まれその後、家族と共に米国に移住した。(c)AFP