高校生が眠いのはホルモンと環境が原因?豪研究報告
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【4月2日 AFP】10代子どもの大半は体内時計が夜向きにできているため十分な睡眠がとれず、学業で苦しんでいる。このような研究結果が1日、発表された。
オーストラリア・スウィンバーン工科大学(Swineburne University of Technology)のスザンヌ・ワーナー(Suzanne Warner)教授率いる研究チームは、生徒310人の学期中と休暇中の睡眠パターンを比較した。その結果、休暇中の睡眠時間は9時間以上だったのに対し、学期中は平均8時間を切っていることが分かった。
つまり、10代の子どもが自然のリズムより2時間半早く起きることを強いられており、毎晩平均1時間以上の睡眠不足になっているというのだ。
■高校生の大半は夜型
ワーナー教授によると、すべての人は「朝のヒバリ」か「夜のフクロウ」という遺伝的性質がある。だが、若者たちは思春期初期にホルモンの変化が現われると夜遅くまで起きているようになり、状況が許せば寝坊をするという。
調査対象となった生徒の大半は夜型で、「10代の子どもは夕方が最もさえていると感じるため、遅くまで眠いと感じない。そのため、学期中に十分な睡眠をとるのを難しいと感じる」という。
その謎を解く鍵は「メラトニン」と呼ばれる睡りを誘うホルモンだ。思春期に入ると、メラトニンの分泌時間が徐々に遅くなるという。
■パソコンにかじりついているのも眠れない原因
環境的要因もある。身の回りの光が体内で分泌されるメラトニンの量を減らす傾向に。さらに常にコンピューターに向かっていることも、自然な就寝時間を過ぎて消灯された後に眠らない原因となっている。
「親ができることは光を弱め、コンピューターとテレビを就寝時間の1時間前に消すことだ」とワーナー教授は指摘する。
さらに教授は、「午前9時以前に始まる授業で、生徒の頭が働き、学習することができるのか疑問だ」とし、親は子どもに就寝時間を任せる傾向を考え直すべきだと述べている。
夜型の体内時計を持つ高校生は、学校での成績が悪く、落ち込んだり悲しんだりする傾向が強いという。(c)AFP/Marlowe Hood
オーストラリア・スウィンバーン工科大学(Swineburne University of Technology)のスザンヌ・ワーナー(Suzanne Warner)教授率いる研究チームは、生徒310人の学期中と休暇中の睡眠パターンを比較した。その結果、休暇中の睡眠時間は9時間以上だったのに対し、学期中は平均8時間を切っていることが分かった。
つまり、10代の子どもが自然のリズムより2時間半早く起きることを強いられており、毎晩平均1時間以上の睡眠不足になっているというのだ。
■高校生の大半は夜型
ワーナー教授によると、すべての人は「朝のヒバリ」か「夜のフクロウ」という遺伝的性質がある。だが、若者たちは思春期初期にホルモンの変化が現われると夜遅くまで起きているようになり、状況が許せば寝坊をするという。
調査対象となった生徒の大半は夜型で、「10代の子どもは夕方が最もさえていると感じるため、遅くまで眠いと感じない。そのため、学期中に十分な睡眠をとるのを難しいと感じる」という。
その謎を解く鍵は「メラトニン」と呼ばれる睡りを誘うホルモンだ。思春期に入ると、メラトニンの分泌時間が徐々に遅くなるという。
■パソコンにかじりついているのも眠れない原因
環境的要因もある。身の回りの光が体内で分泌されるメラトニンの量を減らす傾向に。さらに常にコンピューターに向かっていることも、自然な就寝時間を過ぎて消灯された後に眠らない原因となっている。
「親ができることは光を弱め、コンピューターとテレビを就寝時間の1時間前に消すことだ」とワーナー教授は指摘する。
さらに教授は、「午前9時以前に始まる授業で、生徒の頭が働き、学習することができるのか疑問だ」とし、親は子どもに就寝時間を任せる傾向を考え直すべきだと述べている。
夜型の体内時計を持つ高校生は、学校での成績が悪く、落ち込んだり悲しんだりする傾向が強いという。(c)AFP/Marlowe Hood