【3月30日 AFP】サッカー、フランスリーグ杯2007-08（French League Cup 2007-08）決勝、ランス（RC Lens）vsパリ・サンジェルマン（Paris Saint-Germain）。試合はパリ・サンジェルマンが2-1で勝利し、大会最多となる通算3度目の優勝を飾った。

　パリ・サンジェルマンは、後半ロスタイムにベルナール・メンディ（Bernard Mendy）がPKで決勝点を挙げて、フランスリーグ杯を制した。

　後半ロスタイム3分台に突入した試合終了間際に得たPKのチャンスでメンディは、冷静にランスのGKロナン・ル・クロン（Ronan Le Crom）の逆を突いて決勝ゴールを決め、7万9000人以上が駆けつけたスタッド・ド・フランス（Stade de France）は、パリ・サンジェルマンのサポーターの歓喜に包まれた。

　リーグ戦では降格圏内の18位に低迷するパリ・サンジェルマンのポール・ルグエン（Paul le Guen）監督は、これにより2008-09シーズンのUEFA杯（UEFA Cup）への出場権を獲得し、熱狂的なサポーターと注文の多いクラブ上層部の目を不振に喘ぐリーグ戦からそらし、試合終了の瞬間は撫で下ろしただろう。

　パリ・サンジェルマンの同大会優勝は1994-95シーズン、1997-98シーズン大会に続いて通算3度目となる。(c)AFP