【3月29日 AFP】テニス、ソニー・エリクソン・オープン2008(Sony Ericsson Open 2008)男子シングルス2回戦。南アフリカのケヴィン・アンダーソン(Kevin Anderson)は、大会第3シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦。アンダーソンはセットカウント2-1(7-6、3-6、6-4)で前回大会の王者ジョコビッチを降し、3回戦進出を決めた。

 21歳のアンダーソンは、世界ランクトップ10圏内の選手から初白星を挙げ、自身のキャリアで最大の勝利を手にした。

 予選から勝ち上がった世界ランク122位(3月24日付)のアンダーソンは、世界ランク3位で全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2008)を制しているジョコビッチを破った。

 2回戦からの登場となったシード32選手の1人であるジョコビッチは、ATPマスターズシリーズ初戦のパシフィック・ライフ・オープン2008(Pacific Life Open 2008)を制して今大会を迎え、万全の体制で連覇を目指していた。

 2008シーズンからATPツアーに本格参戦しているアンダーソンは、3月上旬に開催されたテニス・チャンネル・オープン2008(Tennis Channel Open 2008)では米国のサム・キュエリー(Sam Querrey)に敗れ優勝は逃したものの決勝進出を果たすなど、好調なシーズンを送っていた。(c)AFP