ブラジルで発見のワニの化石、アフリカからの移動を示唆
このニュースをシェア
【3月27日 AFP】ブラジルの古生物学者らは26日、有史以前に生存していた新種のワニの化石が国内で発見されたと発表した。このワニはモササウルスなど恐竜の絶滅に恩恵を受けて生き残り、大西洋を渡ってアフリカからブラジルにたどり着いたと考えられている。
「海の戦士」を意味するguarinisuchus muniziと呼ばれるこのワニは、2億年ほど前のアフリカにその起源を持つと考えられている。ところが、ブラジル北東部にある暁新世(ぎょうしんせい)の堆積(たいせき)物の中から同じワニの、あご、頭骨、脊椎(せきつい)骨の化石が発見されたことにより、6200万年前に新天地へ向けて移動を開始したことが推測できるという。
古生物学者のMaria Somalia Viana氏はリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で記者会見し「ワニはアフリカ大陸を離れて南米にたどり着き、その後、北米に渡ったとみられる。当時、アフリカとブラジル北東部の先端は現在よりずっと近かった」と述べた。別の古生物学者Alexander Kellner氏によると、このワニは約3メートルまで成長し、海洋生活に完全に適応していた。
研究者らは「英国王立協会紀要(生命科学版、Proceedings of the Royal Society B)」の中で、海を支配していたより大きなは虫類、モササウルスが絶滅したことでこのワニは明らかに恩恵を受け暁新世、サメとともに捕食動物としての地位を独占したとの仮説を提唱した。裏付けのためにはいっそうの調査と化石の採集が必要だとしている。
今回発表された化石は、中南米で発掘されたこの種の化石としては、最も原型をとどめたものだという。(c)AFP
「海の戦士」を意味するguarinisuchus muniziと呼ばれるこのワニは、2億年ほど前のアフリカにその起源を持つと考えられている。ところが、ブラジル北東部にある暁新世(ぎょうしんせい)の堆積(たいせき)物の中から同じワニの、あご、頭骨、脊椎(せきつい)骨の化石が発見されたことにより、6200万年前に新天地へ向けて移動を開始したことが推測できるという。
古生物学者のMaria Somalia Viana氏はリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で記者会見し「ワニはアフリカ大陸を離れて南米にたどり着き、その後、北米に渡ったとみられる。当時、アフリカとブラジル北東部の先端は現在よりずっと近かった」と述べた。別の古生物学者Alexander Kellner氏によると、このワニは約3メートルまで成長し、海洋生活に完全に適応していた。
研究者らは「英国王立協会紀要(生命科学版、Proceedings of the Royal Society B)」の中で、海を支配していたより大きなは虫類、モササウルスが絶滅したことでこのワニは明らかに恩恵を受け暁新世、サメとともに捕食動物としての地位を独占したとの仮説を提唱した。裏付けのためにはいっそうの調査と化石の採集が必要だとしている。
今回発表された化石は、中南米で発掘されたこの種の化石としては、最も原型をとどめたものだという。(c)AFP