【3月27日 AFP】アンゴラで4月に、地雷で身体の一部を失った女性たちの美人コンテスト、その名も「ミス・地雷サバイバー(Miss Landmine Survivor)」が開催される。主催者が26日に発表した。

 主催は地雷問題調整委員会(CNIDAH)。開催の目的を「(被害者に)自尊心を持ってもらい、各人に(自分が受けた傷の)大使になってもらうため」としている。

 コンテストは4月2日、首都ルアンダ(Luanda)の高級ホテルで開かれる。全国から18歳から35歳までの18人が出場する予定だ。

 アンゴラでは6年前に27年間続いた内戦が終結したが、地雷数百万個が今なお各地に埋まっているとされている。大々的な撤去作業が行われているものの、地雷の被害にあったというニュースはあとを絶たない。
 
 国連によると、アンゴラの地雷被害者数は2万3000人にものぼっている。(c)AFP