【3月24日 AFP】「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズの著者J・K・ローリング(J.K. Rowling、42)氏は、エディンバラ大学(University of Edinburgh)の学内誌によるインタビューの中で、1990年代半ばに前夫と離婚したあと自殺を考えたことがあったと明かした。英紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)が23日報じた。

「20代半ばの頃は生活が苦しく、本当に落ち込んでいた。前向きに取り組むきっかけを作ったのは娘の存在だった。『娘が頼りにできるのは自分だけ。このままではいけない。娘が生きていけない』と思った」とローリング氏は語っている。

 娘ジェシカ(Jessica)ちゃんは、前夫でポルトガル人ジャーナリストのJorge Arantes氏との間に1993年に誕生。2人はその数か月後に別れた。ローリング氏は3年間の結婚生活が終わった時、絶望に陥ったという。

 その際、担当医の指示の下、患者が否定的な思考と立ち向かう「認知行動療法」を受けた。「自分を救ってくれたのはこの担当医だった」とローリング氏は話す。

 その後は「ハリー・ポッター」シリーズの執筆で大成功をおさめ、巨額の富を獲得。2002年には英国の麻酔学者Neil Murray氏と再婚し、2人の娘も誕生している。

 ローリング氏は、精神的な問題について喜んで語るという。「恥ずかしがることがあるかしら? 本当に辛い時期を過ごし、自分がその時期を耐え抜いたことを誇りに思っている」(c)AFP