違法臓器摘出の米元歯科医、無罪を主張
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【3月19日 AFP】1000体を超える遺体から臓器を違法に摘出・販売し、臓器窃盗などの罪に問われている元歯科医師のMichael Mastromarino被告(44)は18日、ニューヨーク(New York)で行われた裁判で無罪を主張した。有罪の場合、同被告には18年以上の禁固刑が科されるとみられている。
Mastromarino被告は臓器、人体の一部、組織などを、提供に同意していなかった人たちの遺体から違法に摘出した罪に問われている。被害者の中には英BBC放送のコメンテーターだった故アリステア・クック(Alistair Cooke)氏の遺体も含まれていた。同被告の運営していた臓器販売会社は、人体から摘出した組織などを医療移植向けに売却していた。
被告はすでに、起訴事実の一部を認める代わりに終身刑から18-54年の禁固刑への減刑とする司法取引に合意しているが、その上でこの日の公判では窃盗罪について無罪を主張した。Mario Gallucci弁護士によると、被告は自分の行ったことが違法であることを認識し、同日の法廷でもそれを認めたという。しかし、そうした行為に及んだ理由は顧客から強い圧力があったからだと主張し、臓器を購入した取引先に責任を被せた。
Gallucci弁護士は「被告が最初に始めたのは合法的な事業だった。医療の大きな進歩のおかげで、遺体から摘出した組織が必要とされていることを被告は認識していた」と述べ、「問題は臓器に対する需要が高まり、臓器を扱う業者からもっと多くの臓器がほしいと強い圧力がかかるようになったことだ。それにより被告は正当な手続きを省略するようになってしまった。不運なことにそれは違法行為だった」と弁護した。
Mastromarino被告は2006年、他の3人の共犯者とともに起訴された。4人は検査もせずにこれらの臓器を移植業者に売却し、数百万ドルの利益をあげたとされる。検察側は事件を「チープ・ホラー・ムービー」と呼んだ。(c)AFP
Mastromarino被告は臓器、人体の一部、組織などを、提供に同意していなかった人たちの遺体から違法に摘出した罪に問われている。被害者の中には英BBC放送のコメンテーターだった故アリステア・クック(Alistair Cooke)氏の遺体も含まれていた。同被告の運営していた臓器販売会社は、人体から摘出した組織などを医療移植向けに売却していた。
被告はすでに、起訴事実の一部を認める代わりに終身刑から18-54年の禁固刑への減刑とする司法取引に合意しているが、その上でこの日の公判では窃盗罪について無罪を主張した。Mario Gallucci弁護士によると、被告は自分の行ったことが違法であることを認識し、同日の法廷でもそれを認めたという。しかし、そうした行為に及んだ理由は顧客から強い圧力があったからだと主張し、臓器を購入した取引先に責任を被せた。
Gallucci弁護士は「被告が最初に始めたのは合法的な事業だった。医療の大きな進歩のおかげで、遺体から摘出した組織が必要とされていることを被告は認識していた」と述べ、「問題は臓器に対する需要が高まり、臓器を扱う業者からもっと多くの臓器がほしいと強い圧力がかかるようになったことだ。それにより被告は正当な手続きを省略するようになってしまった。不運なことにそれは違法行為だった」と弁護した。
Mastromarino被告は2006年、他の3人の共犯者とともに起訴された。4人は検査もせずにこれらの臓器を移植業者に売却し、数百万ドルの利益をあげたとされる。検察側は事件を「チープ・ホラー・ムービー」と呼んだ。(c)AFP